「ちょっとマイナー?声優の卵さんが勉強になりそうな、花澤香菜さん出演作3つ」
声優志望にとって、たいせつなこと。
それは、
先輩の演技から、盗める技術はすべて盗むこと!
…ということで、先輩声優の活躍を記事にまとめています。
今日の特集は人気声優「花澤香菜」さんです。
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花澤さんは、ちまたの声優人気ランキングでは、そのほとんどで一位を獲得しているツワモノ!
その独特の澄んだ癒し系ボイスと、元子役という可愛らしいルックスで、男女共にファンが多いです。
CDデビューもしていて、アニメ好きだけではなく、一般の人からの知名度も伸びてきているようですね。
代表作は、『化物語』の千石撫子、『俺の妹がこんなに…』の黒猫、『東京喰種トーキョーグール』の神代利世、『デュラララ!!』の園原杏里…などが挙げられることが多いですが、
きっとこれらの作品は、ファンの方ならチェックしていると思いますので…
今回は個人的なチョイスで、「ちょっとマイナー?声優の卵さんが勉強になりそうな、花澤香菜出演作3つ」をご紹介します!
絶対見てほしいアニメ1『ZEGAPAIN (ゼーガペイン)』(カミナギ・リョーコ役)
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『ゼーガペイン』は、2006年放送、全26話の、サンライズ製作のSFロボットアニメ作品。
こちら、花澤さんの本格的レギュラーデビュー作で、ヒロインであり主人公の幼なじみである「カミナギ・リョーコ」を演じています。
この時、花澤さんはまだ高校生!JK!
リョーコは明るく元気なヒロインで、儚げな役を演じることが多い花澤さんには貴重な役かもしれません。
他にも、主人公の「ソゴル・キョウ」役を演じた浅沼晋太郎さんや、門脇舞以さん、井上麻里奈さん、中尾衣里さんなどの当時ほぼ新人のフレッシュな声優がキャスティングされ、この作品から羽ばたいていきました。
『ゼーガペイン』では、これらのまだ新人同然だった声優さんたちが、全力でお芝居に取り組んでいる演技を聞くことができます!
わたしは大学の授業でこちらのアニメを見たのですが、まだ声優をはじめて日の浅い、初々しい花澤さんの演技を聞いて、なんだかほっこりした記憶があります。
叫び声などが若干棒読みだったり…、でも「頑張ってるなあ!」っていうのが伝わってきます。
作品のテーマは『ゼーガペイン(=是我痛)』というタイトルからもわかるように、バーチャル(仮想現実)と現実、すこし難解な戦闘の物語なのですが、
わたしにとっては「今はまだまだでも、努力次第でいくらでも上手くなることができるんだ!」という勇気を貰える作品でした。
絶対見てほしいアニメ2『世紀末オカルト学院』(成瀬こずえ役)
『世紀末オカルト学院』は、2010年放送、全13話、テレビ東京系列「アニメノチカラ」第三弾として制作・放映された作品。
雑誌『ムー』の監修のもと、「オカルト」「超常現象」をテーマに扱った作品です。
この作品の一番の聴き所は、日笠陽子さんの超絶ドS演技かもしれませんが、この作品では花澤さんもなかなかの異彩を放っていました。
「花澤香菜が演じる役」といえば、ふんわり、おとなしい、天然、ヒロイン、かわいらしいキャラクター…というイメージの方が多いかと思います。
ですが、この作品で花澤さんが演じているのはギャグキャラで、平たく言えばちょいブスな女の子。
そしてなにより、喜怒哀楽がとても激しく、すぐ奇行に走る。
こんなお芝居もできるんだ…!と感動した一作です。
絶対見てほしいアニメ3『かんなぎ』(ざんげちゃん役)
http://www.nagisama-fc.com/anime/www.nagisama-fc.com
『かんなぎ』は、2008年放送、全13話。主な出演者は、戸松遥さん、下野紘さん、沢城みゆきさん。監督は山本寛(ヤマカン)さんです。
花澤さんが演じたのはヒロインの妹「ざんげ」ちゃんと、ざんげちゃんが依り代にしている少女「涼城白亜」です。
ざんげちゃんは、アイドルとして可愛くふるまいながらも、裏の顔は腹黒でサディスティックというキャラクター。
なので『かんなぎ』では、
花澤さんの正統派な「可愛い!アイドル!(あざとい!)」なお芝居と、
花澤さんにしてはレアな「腹黒!ドS!」なお芝居の両方を楽しむことができます。
二面性のあるキャラクターは、演者のスキルがあらわれます。
花澤さんのお芝居スキルを堪能したい方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
いかがでしたか?
今回は自分が見た花澤さんのキャラのなかで「勉強になりそう!」と思うものをチョイスしました。
「このアニメも、勉強になるよ!」という作品があったら、ぜひ教えていただきたいです。