目指そう!声優

あかり先生と一緒に、プロの声優を目指す指南ブログです。台本の追加やリライトを時々行なっております。

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専門・養成所へ入るにあたり、絶対に心がけたほうがいいこと

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これから声優の専門学校生や、声優事務所の養成所生となる皆さま。

まずは、ご入学・ご入所、おめでとうございます!
専門学校・養成所のどちらも経験した私から皆さんへ、ちょっとしたアドバイスをまとめました。

これを読んでくださった皆様が、声優見習いとして最高のスタートを切り、声優として芽吹くまでの期間が充実したものになることを願っています。

【目次】

絶対に心がけたほうがいいこと

1.時間を守る癖をつける

当たり前だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、まず、時間は絶対に守りましょう

声優は、一人ではできない仕事です。
たくさんの人が忙しい中でスケジュールを調整し、都合を合わせ、収録を行ないます。
ですので、現場での遅刻は厳禁です。

「まだプロじゃないし、遅刻しても大丈夫」とは思わないでください。
マネージャーさんや担当者さんに「この子は時間を守れない」というイメージがついてしまったら大変です。
自分にとってマイナスになる要素は、一つでもなくしましょう。

オススメは、日頃から「講義や稽古が始まる15分~30分前には、着替えや筆記具などの準備を済ませ、台本を読んだり、発声・ストレッチをしたりして過ごす」ように心がけることです。

事務所に所属して仕事をするようになると、新人のうちは、1時間前にはスタジオの最寄り駅に到着し、外で時間を潰してから現場入りするように言われることもあります。
電車遅延などのトラブルがあっても、遅れないようにです。

今のうちから、早めの行動を心がけて、演技や仕事に集中できる精神状態をつくる癖をつけていきましょう!

2.基本的なことで注意されない

わたしがここで言う「基本的なこと」とは「家で一人で練習すればできること」です。
具体的には、以下のようなことを注意されるのはNGです。

  • 声が小さい。
  • 滑舌が悪い。
  • 事前に渡された台本のチェックができていない。(読み仮名や内容把握など)
  • 覚えてこいと言われた台本を暗唱できない。

大人数でのクラスでは、講師が自分の芝居を見てくれる時間はとても少ないです。
そんな貴重な時間を、家でもできるようなレベルの低いことに費やすのは、もったいないですよね。

せっかく講師や大勢のクラスメイトが見ている中で演技できる時間があるのですから、その時間に全てを出し切れるよう、稽古には万全の準備で臨みましょう!

3.言われたことは一度で直す

アドバイスを受けて演技を変えることは、声優にとって必要なスキルです。
例えば「もう少しゆっくり」「ラ行はっきり発音して」「もっと○○なキャラで」などと言われたら、その場で、その通りに演じなければなりません。

そんなの当然じゃん!と思うかもしれませんが、これが出来ない人はかなり多いです。
正確にいうと、「本人はやってるつもりなのに、さっきと全然表現が変わってない人」がかなり多いです。
わたしも最初はそうでした。

原因は、緊張だと思います。
テンパってしまって、自分の声をしっかりを聞けていないことがほとんどです。

人は、上手くやろうと思うと余計に緊張します。
まずは自分の緊張を自覚したうえで「上手くやろう」ではなく「失敗してもいいから、とにかく言われたことをやってみよう」という風に気持ちをシフトしてみてください
さっきと同じことを繰り返すよりも、チャレンジして失敗したほうが断然良いです。
講師の方も「アドバイスを実践しようとしてくれたんだね」と理解してくれるはずです。

最初のうちは、柔軟に演技を変えるのは難しいかもしれません。
もしその場で改善できなかったとしても、次の授業までに必ず克服しておきましょう!

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4.演技に積極的になる


「積極性」は大きなアピールポイントです。
講師やマネージャーのためにドアの開閉をしたり、自分から話しかけたり、そういうことができる子は覚えてもらえますし、気に入られます。
ですので、そういうことを自然にできる方は、どんどんやった方が良いと思います。

とはいえ、性格的に上手くできない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
のちのち現場に出ると役立つスキルなのですが、苦手な方は、最初は無理して積極的にならなくてもいいと思いますよ!

ですが、どんな方でも、演技に関してだけは積極的になってください。

具体的には、以下のような行動をとってみてください。

  • 授業中、自分なりに新しい演技や役をやってみる。
  • 皆とは違う芝居にチャレンジしてみる。
  • 休憩時間や講義後、タイミングを見計らって、分からないことや興味のあることについて質問をしてみる。
  • 悩んでいることについて、アドバイスをもらい、実践してみる。 …など。

こういったことを繰り返していると、やっぱり覚えてもらえますし、アドバイスの量が良い意味でぐんと増えます。
周囲よりも、より難易度の高いアドバイスに変わります

自分の成長のためにも、とにかく演技に対してだけは積極的に!
そしてその姿勢を周りに見せるように心がけてみてくださいね。

※もし誰かから「意識高いね笑」なんて言われても気にしないでください。
プロ声優はみんな芝居に対して意識高いです。

絶対じゃないけど心がけたほうがいいこと

1.気づきメモをとり、演技ノートをかく

残念ながら基本的に人間は、見聞きしたことを簡単に忘れてしまう生き物です。
お金と時間という対価を払って授業を受けているのに、そこで得た情報を忘れてしまうのは、もったいないですよね。

忘れないようにするには、「反芻」することが大切です。
具体的には、講義中、自分が知らなかったことを聞いたときや、自分や他人の演技について何かに気づいたとき、講師から褒められたことやダメ出しなどを、その場で、何でも、全て文字化して残しておくと良いです。
そして、その中から重要だと思うものを、時間のあるときにノート等にまとめておきます
その自分だけの演技ノートを繰り返し読めば、自分にとって大切な意識が定着していきます。

はじめは面倒だし、つまらないかもしれません。
ですが継続していくと、ノートに書かれた情報と情報が繋がりだしますし、書かれたページが増えれば視覚的にも自分の成長を実感できるようになりますよ!

わたしはノートまとめを習慣化するために、稽古後、家に帰る前にカフェ等へ行き、その日のうちに要点をまとめていました。
家に着いてからだと忘れがちですし、記憶がはっきりしている内にまとめることができるので、オススメです。
 

2.講師からの質問に的確に答えるコツ

お芝居をしていて、講師からよく尋ねられる質問があります。

「これは、どういう場面?どういうシーン?」
「このキャラは、どんな性格のキャラクターなの?」
などの、台本の読解に関する質問です。

これらは演者の表現が不明瞭だったり物足りない時に尋ねられるので、あまり何度も聞かれないようにしたい質問です。
さらに、こういった自由回答の質問は、尋ねられるとパニックになって見当はずれな回答をしてしまう人も多いので、結構厄介なんですよね。

テンパってしまったときに意識したい「回答のコツ」は2つあります。

一つ目はとても簡単で、何を聞かれているのか理解し、テンプレ通りに答えることです。
例えば「これはどういう場面なの?」と尋ねられたら、「~している場面です。」と答える。
「どんなキャラクター?」と聞かれたら、「~なキャラクターです。」と答える。
たったそれだけですが、これで、質問と回答内容が大きく食い違う悲劇は無くなります。

二つ目は少し難しいのですが、短いフレーズで答え、長く話さないことです。
結構ありがちなのですが、とにかく長い回答は、要領を得ないので良くないです。
例えば「このキャラは~、普段は誰に対してもクールなんですけど~、病気の妹を助けたいって思ってる心優しい一面もあって~、でも本心が表せずにいつも冷たくしてしまって~」みたいな回答です。
(あまり無いとは思いますが、万が一、現場でこのような回答をしてしまったら…間違いなくイラっとされます。)

きっと、間違えたくないという気持ちから、たくさん情報を追加して予防線を張ろうとしてしまうのだと思います。
ですが聞いている方も話している方も混乱しますし、結局答えは不明瞭なままです。

ですので、とにかく回答に盛り込む情報は、キーワードを1つ~3ついれるだけで充分です。
例えば「明るくて、誰からも愛される性格です。」とか「敵から必死に逃げている状況です。」とか。
先程の例だったら、シンプルに「クールだけど、本当は妹思いなキャラクターです。」などサクッと答えるのが最良だと思います。

この二つを心がければ、テンパった回答で周りにポカンとされることはなくなり、よりスムーズにアドバイスの続きを受けることができますよ!

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事務所所属まで頑張るために

1.付き合う友達は選ぶべき?

声優の学校には、本当に色んな人が集まります。
そんな中で、どんな人と友達になったらいいのか悩むかもしれませんね。

結論から言うと、付き合う友達は選ぶべきだと思います。
ちょっと冷たい人間だと思われるかもしれませんが、理由はちゃんとあります。
なぜなら、あなたには何より優先するべき「声優になること」という目的があるからです。

その目的を叶えようと高めあえる友人の存在は大きな力になりますし、逆にそれを阻害するような人の言動は、取り合わないのが最善です。

ぜひ、芝居をするときに目がキラキラしてる人、芝居に対して一生懸命な人を見つけて、話してみてください!
逆に、人の芝居に対してアドバイスではなく陰口を言う人と、お金の無心をする人には、あまり近寄らないことをおすすめします。

自分に自信をもって、楽しくお芝居できるような環境を作っていきましょう!

2.心が折れそうになったら

1.もし人間関係のトラブルが起きたら

前述のように、声優の養成機関には様々な人が集まりますので、金銭の貸し借りやいじめなど、人間関係のトラブルが起きる可能性はゼロではありません。
万が一巻き込まれてしまった場合、なるべく早めにトラブルを解決できるようにつとめ、演技の勉強に邁進できる環境を整えましょう。

【専門学校に通っている場合】
もし学生間や講師との間で大きなトラブルが起きた場合、学校には担当者がいらっしゃるので、気軽に相談してみましょう。
間に他人が入ることで、たいていの場合は改善に向かうと思います。
また、卒業が近づき進路に悩んでいる場合にも、話してみれば何かしらの糸口が得られることもあるので、積極的に相談してみてください。

【養成所に通っている場合】
養成所の場合は、残念ながら、トラブルを気軽に担当者に相談できる雰囲気ではないと思います。
金銭のトラブルは、あらかじめ回避するのが最善策です。
いじめなどの場合は、家族や、故郷やバイト先の友人に打ち明け、他人から現状を客観視してもらうことをおすすめします。
そのうえで、相手にせず気にしないようにして、演技に集中してやり過ごすしかないかもしれません。
どうしても精神的に苦痛だという場合は、他の養成所へ移ることも考えなければなりません。


2.上手くできない、頑張れないときは

声優としての勉強がスタートした直後は、みんな張り切りますし、上手くなろうと努力すると思います。
ですが、それは長くは続きません。
クラスメイトが一人、二人と来なくなり、徐々に脱落していきます。
来なくなるまで行かずとも、全く演技が成長しない人も増えてきます。

そんな中で、自分のモチベーションを保つために、わたしが心がけていたことを挙げます。
どれも些細で、大したことはないのですが、なにか一つでも参考になれば嬉しいです!

 
・頑張れなくても、自分を責めない
→人間は「生命維持に関わらない習慣を継続する」ということが、そもそも苦手なのだそうです。
発声や滑舌練習、自主稽古をしなきゃと思っていても、忘れたり、気持ちが続かなくなったりすることが、私もありました。

もしそうなった時には、「続ける気になれるシステム」を構築することを考えてみてください。
私の場合は、朝食前に発声練習をしたかったので、朝食用のパンの前に発声用のプリントを配置して、必ず目に入るようにしていました。
また、寝起きのスマホで練習時間を減らしてしまうことが多かったので、スマホの目覚まし機能を使うのをやめて、スマホは遠くに置くことにしました。
かつ、すっきり目覚められるよう、睡眠時間の確保を徹底しました。
こんな感じで物理的?身体的?に、努力を続けられる工夫をしてみたら続くようになりましたので、みなさんもトライしてみてくださいね!

 
・楽しむ気持ちを忘れない
→演技が楽しくなくなる要素というのは、意外とありました。
厳しめのダメ出しをされたとか、好きなタイプの台本じゃないとか、一緒に芝居をするパートナーが練習熱心じゃない、とか。
そんな対外的な要素によって、やる気がしぼんでしまうことが間々ありました。

そういう時に限っては「逆境なのに頑張っている自分に、酔っても良いや!」と思うことにしました。
そうすると、なんとなく楽しくなってくるんですよね!笑
楽しくなってくると、より良い芝居をしたいと思うようになるし、演技に対して前向きになれます。
もしなんか気分が上がらないなぁと思ったら、そんな状況を逆に楽しんでみてください。

 
・下を見たら、そこまで落ちると思おう
→一緒に稽古する声優志望さんの中には、課題を覚えて来なかったり、全然練習してこない人もいます。
わたしは、内心ではその人のそういう部分を許容しないようにしています。
それは、自分も気を抜いたらそうなってしまいそうだし、許容することは、自分自身を甘やかすことに繋がりそうだからです。

とにかく、上にいる人を見続けることが大事だと思います。
先生からいつも褒められている人とか、自分が「あ、いいな」と思うお芝居をする人とか、稽古中はそんな方を勝手にライバル視していました。笑
あとは、プロの方のお芝居を定期的に見に行ったり、憧れの声優さんの演技を自宅で真似っ子して練習したり。
とにかく上にいる人だけを見るようにしていれば、向上心が湧いてきます!

おわりに

最後まで読んでくださってありがとうございます。
老婆心から、伝えたいことをたくさん詰め込んでしまいました。
これから始まる皆さんの声優人生にとって、少しでも意義のあるものになっていたら嬉しいです!

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