目指そう!声優

あかり先生と一緒に、プロの声優を目指す指南ブログです。ボイスサンプル原稿(兼、練習用台本)の掲載本数No.1のブログを目指します。

MENU

【スポンサーリンク】

【実録】オーディション詐欺・オーディション商法の実態。

広告

みんな、元気かしら?

今日は声優志望者さんにぜひ知っておいてほしい、

危険な「オーディション詐欺(オーディション商法)」についてお話するわね。

声優志望をターゲットにした犯罪スレスレの行為によって、何万円、ときには数十万円ものお金を騙し取られる人が急増しているわ。
被害に遭わないように、ぜひ一度目を通してね。

【目次】

オーディション詐欺とは?

まずオーディション詐欺とは、「声優事務所に所属できる!」「声優として作品に出演!デビューの夢を叶えよう」などという謳い文句で若者を集め、オーディション合格をエサにしてお金をだまし取る行為のことよ。

典型的なオーディション詐欺は、こんな流れで行われることが多いわ。

  1. 主に一般の声優志望をターゲットにしたオーディションを、どこかの会場で行う。
  2. ほとんどの人を合格させ、出演契約、所属契約を結ばせる。
  3. 「作品参加費用○万円がかかります」「所属者(あるいは、作品出演者)は、月○万円のワークショップを受けなければならない」などど、金銭を要求してくる。

といった具合。

他にも、小さなオーディションで、以下に挙げるような傾向があったら、ほぼ間違いなく詐欺なので注意。
「一度家族と相談したい」などと言って逃げて、その場では絶対に契約しないように。

  • 面接が、喫茶店や、事務所の名前も掲げられていないような雑居ビルの一室で行われる。
  • 「レッスン料年間〇十万円(あるいは数百万円)を払えば、必ずプロとしてデビューさせてあげる」などと言ってくる。
  • 一度家に帰って考えたいといっても聞いてくれず、絶対にその場で契約書にサインさせようとしてくる。
  • プロフィール写真を撮るので、写真代数万円を払えと言われる。(3~20万くらい)

「お金がかかるなら…」と断ろうとすると、

「契約は取り消せない、悪質な行為として裁判で訴える」などと脅されたり、

「これはチャンスなんだよ。君には才能があるのにもったいない」などと懐柔しようとしてきたり

払うと約束するまで、事務所の部屋から帰らせてもらえず、半ば監禁状態になることもあるそうよ。

一番いいのは、強い意志を持って、拒否することだけど、
もし、どうしても逃げられない…となったら、一度払うと約束してその場を離れ、後から消費者センターに相談(通報)しましょう。


これがオーデション詐欺だと知らず、対処方法も分からず、脅されるがまま払ってしまう羽目になった人も大勢いる。

払ってしまう人がいるから、悪徳事務所や悪徳会社は、社名を変え、オーディション詐欺を繰り返す…。

オーディション商法とは?

オーディション詐欺のほかに「オーディション商法」というビジネスもあるわ。
こちらは、オーディション受検者から高額な参加費用(数千~数万円)を募って、事業の運営資金を集めるものや、
オーディションを名目に話題作りをして、宣伝効果を狙って行うオーディションなどがある。

後者の宣伝効果を狙ったものは、あらかじめ合格者が決まっている「出来レース」の場合もあり。
人気にさせたい人を「〇千人のオーディションを勝ち抜いた逸材!」などというキャッチコピーでデビューさせるために利用されることも…。

まあ、オーディションのすべてが出来レースというわけではないし、「オーディションが、業界の人に自分を見てもらえるチャンス」という事実には変わりないのだから、
後ろ向きに考えずに全力で自分をアピールしましょうね。

【実録】オーディション詐欺

広告


ここからは、実体験をもとにお話するわね。
実はわたしも若い頃、オーディション詐欺の被害に遭いそうになったわ。

その時の手口はこんな感じ。


―――

インターネットで応募した一般人向けの、ラジオドラマ出演オーディション。
わたしの知っている声優さんも出演する番組とのことなので、大丈夫なオーディションだと判断し、応募。

集まるよう指示された面接場所は、秋葉原の、よく分からない雑居ビルの一室
わたしともう一人の男性が、指定された部屋の前で待っていると、小太りでTシャツ姿の男が登場。

事務所?というか倉庫?って感じの雑然とした室内で、小太りと私たち二人は向かい合って着席。
持参した履歴書を小太りに手渡し、それを見ながら小太りが話し出す。


「君たち、芸歴が少ないね。このままじゃヤバいよ、力不足だよ」などとこちらを不安にさせる内容をひたすら話す

わたしたちはオーディションを受ける立場なので、特に言い返すこともできず、小汚い小太りの話を30分くらい聞き続ける。
小太りの声は大きく、心と頭が痛くなってくる。


いつまでこの苦痛が続くのか…と耐えていると、話が一段落し、小太りが「さて」と一言。

やっと実技審査か〜、と思ったのも束の間、小太りが衝撃の発言をした。

「じゃ、君たちをラジオドラマに出させてあげる。ラジドラはドラマCDにもなるよ。すごいでしょ。
その代わり、そのドラマCD(1枚5000円)のCDを20枚あなたが買い取って、各自販売してくださいね
と。

…え?

実技審査もなしに出演決定ってなに!?
というか5000円のドラマCDなんて売れるかっての!親ですら買ってくれんわ!!
計10万円も出演費用払ってドラマCDにご出演~って、意味不明すぎるでしょ!!」

と心の中で猛烈にツッコミして、丁重にお断りしたわ…。

―――


オーディション会場を退出してから「典型的な悪徳だし、こんなの誰が騙されるの…」と思ったのだけど、

一緒に受けた男性は、最初に話された「少しでも芸歴を…」という話に惑わされて、出演しますと言ってしまったらしいの。

オーディション詐欺ではないかと知らせたら、冷静になって辞退することにしたみたい。
無事に辞退できたみたいだけど、もっと悪質な業者だったら…もうひと悶着あったかもしれないわね。


これからも、詐欺は無くならないと思う。
わたしは夢を叶えたい人を騙すというのは許せない。

せめてこれを読んだ人は、絶対騙されないでほしいわ。


まず少しでも怪しいと思ったら契約しない

契約してしまったら、丁重に辞退を申し出る。

それでも向こうが金を払えと脅して来たら、両親や頼れる大人に相談し、消費者センター(消費生活センター)に連絡。



夢を見る若者たちを食いものにする大人たちがいるということを、絶対に忘れないでね!