目指そう!声優

あかり先生と一緒に、プロの声優を目指す指南ブログです。ボイスサンプル原稿(兼、練習用台本)の掲載本数No.1を目指します。

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かけあいボイスドラマ台本 二人用(女性2)

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かけあい台本 二人用(女性2) 【所要時間:約4分30秒~5分】

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フリーで使える、掛け合い稽古用台本です。
同期やクラスメイト、友達との練習はもちろん、ネット上でのボイスコさん(ネット声優さん)同士の、ボイス投稿サイトやアプリでのコラボ用原稿としてもどうぞ。
ワークショップでの教材が足りずに困っている講師の方も、ぜひご利用ください。

会話劇なので、お互いの反応を見ながらお芝居のセッションをしてみてくださいね。
演技のアドバイスもつけてあります。よければ参考にしてください。

【登場人物】すず:13~18くらいの、猫のような女の子。ツンデレ?
カナ:すずの幼馴染で同級生。すずが大好きな突っ走り系女子。

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【台本】

すず「それで、用事って何だ?こんな屋上に呼び出して。」*1

カナ「あら、まるで嫌々来たみたいな顔ね。」*2

すず「嫌々に決まっている。のどかな昼休みを満喫したかったのに」

カナ「ふふ、そんなこと言って、ほんとは私のこと大好きなくせに。」

すず「なぜそんなに自信があるのか…。」

カナ「じゃあ私のこと嫌いなの?」

すず「うん、まあ。」*3

カナ「なっ…!ストレートに言うわね。でも、じゃあ何でここに来てくれたの?ほんとは好きだからでしょ?」

すず「別に。一緒にお昼ご飯食べる人もいないし。話があるっていうから、まあ。来てあげた。」

カナ「あらそう。まあいいわ。早速だけど本題に入る。」

すず「唐突だね。」

カナ「どうして昨日、一緒に帰ってくれなかったの。」

すず「なんだ、そんなこと。」

カナ「そんなことじゃない!校門で待ってたのよ!5時間も!」*4

すず「別に。用事があったから。」*5

カナ「用事って何よ、珍しい。というか、それなら連絡くらいくれてもよかったじゃない。」

すず「言えなかった。」

くせ「どうしてよ。」

すず「バレると思ったから。」

カナ「はあ?何がバレるって………。」*6

すず「どうした、珍しく黙りこくって。」

カナ「もしかして、そういうことなの?私より先に?うらやま…じゃない、なんでわたしに教えてくれなかったのよ、ていうか相手は誰なのよ!どこのどいつ!」*7

すず「相手って、なんのこと。」

カナ「とぼけても無駄よ。まあ、そうよね、わたしたちもそういう年頃よね。」

すず「なにが。」

カナ「あくまでしらばっくれる気ね。」

すず「昨日の用事のことなら、時が来たら話すよ。」

カナ「ああそう。そうやっていつも内緒にして、わたしを避けるのね。」

すず「そういうつもりじゃないけど。」

カナ「あのさ…どうしてか、考えたことない?」*8

すず「なにが?」

カナ「どうして私が、こんなにあんたに付きまとって、面倒を見てあげてるのかってことよ。小さい頃からそう、幼稚舎の頃から今までずっと。」

すず「それは…わからない。嫌がらせとか?」*9

カナ「んなわけないでしょ!」

すず「違うの?」

カナ「違うわよ!まあ、分かんないわよね。いつも猫みたいに飄々としてて、自分のことしか見えてないあんたには。私がどんなに心配してあげても、どこ吹く風って感じで…。でも、そんな日々も今日までね。今日からは、その人と一緒に帰って。」

すず「誰と帰るの。」

カナ「だから、あんたの彼氏とよ!」

すず「彼氏なんていない。さっきから何言ってるの。」

カナ「はあ?」

すず「はあ。なんか勘違いしてるみたいだから、もう言っちゃうね。昨日の用事っていうのは、これ。」

カナ「なに、これ?」

すず「カナ、開けて。」

カナ「…このイヤリング、この前、私が欲しいって言ってた…。もしかして。」

すず「うん。カナの誕生日プレゼント。」

カナ「誕生日、覚えてたの?今まで一度も、あんたから貰ったことないのに。」

すず「うん。いつも、誰かの誕生日って興味なくて忘れちゃうんだ。家族の誕生日も、自分の誕生日も、覚えてたことなくて、毎年当日になって気づく。でも、カナはいつも贈り物をくれたよね。だから今年こそは絶対忘れないで贈り物をしようって、ちゃんとカレンダーに書いておいた。」

カナ「そう。」

くせ「誰かに贈り物をするのって生まれて初めてだから、色々悩んで大変だった。本当は明日、ちゃんと誕生日の朝に渡したかったけど…。」

カナ「うん。そっか…。」*10

すず「カナ…どうして泣く?嬉しくない?」

カナ「嬉しくないわけないでしょ。嬉しいわよ。嬉しすぎて泣きそうなの…。」*11

すず「そんなに喜んでくれるなら、これまでも贈り物をすればよかったな。」

カナ「そうよ。今までずっと、私ばっかりだったわ。まあ、そういうもんだって割り切ってたけど…。」

すず「今までごめん。その…分かりにくいかもしれないけど、カナのことは大切。私なりに。」

カナ「うん。」

すず「これからも仲良くしてほしい。」

カナ「分かってる。」

すず「来年もちゃんと贈り物をする。感謝をこめて。」

カナ「そうね。それと、彼氏ができたらちゃんと教えてね。わたしも報告するから。」

すず「カナみたいな野蛮人に彼氏なんてできるのかな。」*12

カナ「なんですって?」

すず「あ、そろそろ昼休みが終わってしまう。」*13

カナ「あっそ。じゃあもどりましょ。…すず。」

すず「?」

カナ「ありがと。」*14

end

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【ひとくちアドバイス】

*1:呼び出されるのはいつものこと、またか、という感じがほしいです。この台本は、二人の空気感が大切なので、自分のセリフを言うことに気張りすぎずに、相手のセリフをきちんと聞いて、自分の気持ちがどう動いたかを大切に言葉を発してくださいね。

*2:序盤はギャグテイストのセリフが多いので、コミカルにテンポよくいきましょう。

*3:本当に嫌っているわけではなく、すずなりのジョークなので、ちょっととぼけた感じがほしいです。

*4:すこし詰問口調になってもいいですが、怖くなりすぎないように

*5:秘密があるので、それをごまかすような感じで

*6:何かに気づいた、という感じの「はっ!」という息の芝居を入れても面白いかもしれません

*7:思い込みで話をどんどん進めていくカナの、スピード感がほしいです。まくしたてるような感じで。

*8:自分が知らないうちにすずに彼氏ができたと思い、カナはすこし傷ついています

*9:ここから「違うわよ!」までのやりとりは、ちょっとしたボケとツッコミなので、流れるようにテンポよくいきましょう

*10:すこし泣きそうになってしまいます

*11:本格的に泣いてしまっても良いです

*12:すずなりのジョークです

*13:怒るカナから逃げるために、話題を変える感じで

*14:ラストのセリフなので、大切に。元気いっぱいに言ってもいいですし、すずに聞こえるか聞こえないかくらい優しく呟いてもいいかもしれません。